少し上の仕事、例えば人と人、個人と法人等の紛争の間に入って解決に向けて仲裁したりすると
非弁行為として逮捕される場合がある 例えば遺言作成や相続登記、遺産分割協議書を作成する場合
それらの流れの中で相続人の争いの中に入って結果的に仲裁してしまい逮捕される司法書士や
行政書士は全国的に見ると少なくない 報酬を得る目的(これは凄く広い意味がある)で、
他人の法律事務(これも意味が広い)を取り扱うと、弁護士法違反(非弁行為)になる
司法書士の行える法律事務は限定的で他人の法律的紛争の仲裁行為は禁止されており、
弁護士以外の者が行うと逮捕事案になる
宅建の資格しか持たない不動産仲介業者が家賃滞納者に対し大家の代わり退去行為を行うと
非弁行為としてこれも法に抵触し違法行為になる 近年30年一括借り上げのような
包括管理のアパートが増えたのは弁護士法の非弁行為に抵触することを避ける意味もある
医師の資格が無い者が治療行為を行うと刑法の傷害罪に該当する場合がある
どんなに医学的に正しい治療行為であっても医師以外の者が行うと犯罪である
救急救命士のできることは極めて限定的だし、医師免許を剥奪された元医師が
緊急避難的に手術をして人の命を救っても医師法違反で送検され検察判断になる
ここで挙げた例はほんの一例に過ぎず、社会の下から上までどんな職業でも
資格が必要なものばかりだ 仮りに求人募集に資格の条件が書かれてなくても
その業界で必要な資格を持ち合わせていないとまず書類選考で落とされる
資格があっても採用されるとは限らないが資格がないとスタート地点にすら立てない
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