出来のいい子供を産む究極の方法
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我が子が知的障害や身体障害級の障害を負って生まれてくることがないように、
母体となる親が過度の飲酒や喫煙、薬物摂取、高齢出産などをなるべく
控えるようにするぐらいのことは、今でもそれなりに心がけられていることだが、
それでも発達障害などの問題を抱えて生まれ育つ子供が増えているのが実情である。
先天性の発達障害の主な原因になると言われているのが、母親自身のセロトニンや
オキシトシンといった精神安定物質の分泌能力の低さである。これがそのまま
子供自身の精神安定能力の低さとして遺伝し、学習障害による知能の低さや、
知能の低さ故の体遣いの拙さからの運動音痴の原因などにもなってしまう。
母親がいくら自力で精神安定能力を高めるといっても、所詮は婦女子のこと、
知能や体力の上限も低い上に、生理や出産自体が精神不安の大きな原因ともなる。
そこで鍵になるのが、父親となる男のほうが自主的に精神安定能力を高め、 ←この部分がスレタイの方法
その姿を母親となる女にも見習わせて、精神の安定した子供を産む糧ともさせること。 ←┘
親の七光りといえば無能の象徴扱いされているような現代の風潮とは裏腹に、
徳川秀忠や前漢文帝や唐太宗のような世襲の賢君もまた歴史上に実在している、
そのようなことが可能となるのも、上記のような方法に依っていたからだと思われる。
母体となる親が過度の飲酒や喫煙、薬物摂取、高齢出産などをなるべく
控えるようにするぐらいのことは、今でもそれなりに心がけられていることだが、
それでも発達障害などの問題を抱えて生まれ育つ子供が増えているのが実情である。
先天性の発達障害の主な原因になると言われているのが、母親自身のセロトニンや
オキシトシンといった精神安定物質の分泌能力の低さである。これがそのまま
子供自身の精神安定能力の低さとして遺伝し、学習障害による知能の低さや、
知能の低さ故の体遣いの拙さからの運動音痴の原因などにもなってしまう。
母親がいくら自力で精神安定能力を高めるといっても、所詮は婦女子のこと、
知能や体力の上限も低い上に、生理や出産自体が精神不安の大きな原因ともなる。
そこで鍵になるのが、父親となる男のほうが自主的に精神安定能力を高め、 ←この部分がスレタイの方法
その姿を母親となる女にも見習わせて、精神の安定した子供を産む糧ともさせること。 ←┘
親の七光りといえば無能の象徴扱いされているような現代の風潮とは裏腹に、
徳川秀忠や前漢文帝や唐太宗のような世襲の賢君もまた歴史上に実在している、
そのようなことが可能となるのも、上記のような方法に依っていたからだと思われる。
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「怖い」という気持ちは、捕食者の緊張を感じ取るために 野生動物が神経を研ぎ澄ませている時の心理状態とも同じものであり、
人間が感性を磨くためにも決して捨て去るべきものではない。
しかし、恐怖に取り込まれて身がすくんだり、
それを他者に嘲笑われたりするのが嫌なあまり、
発奮なりなんなりの手段によって恐怖を捨ててしまおうとする者がいる。
これがガサツとか、無神経とか言われる部類の人間の正体であり、
それこそは過度のビビりの裏返しでこそある。
キリスト教徒などは、信仰によって代々あえて恐怖心をかなぐり捨ててきた。
その影響が特に色濃いロシア人などに命知らずな人間も多いが、
見るからに落ち着きがないし、落ち着いた子供を作れる風でもない。
精神的には、興奮で恐怖を覆い隠している状態、
ドーパミンやアドレナリンの過剰分泌に酔い痴れている状態。
ロシアの幼児の誘拐実験の成功率もほぼ100%だというし、
これもまた母体から先天的に遺伝し得るものである。
恐怖遺伝子の話ももちろん知っている。 恐怖遺伝子とはセロトニントランスポーター遺伝子、日本人はこれがSS型で、
セロトニンの神経伝達能力が低い人間が多いから、恐怖も感じやすいと。
伝達能力が低いからこそ、ドーパミンやアドレナリンの興奮で誤魔化したり
することなく、セロトニンの分泌能力自体の養生にもひときわこだわって来た。
セロトニンの伝達能力が高いほうが、分泌能力の高さにまではあまり
こだわらなくなるし、興奮で恐怖を誤魔化せるのならそれでよしともなる。
それが別にいいことというわけでもなく、命を軽んじたり、
ほとんど発達の子供しか産めない原因にもなってしまう。
アメコミが話的にはちっとも面白くなかったりするのも、
西洋人ならその程度でも楽しめるからだ。あの程度では楽しむ気にもなれない
心象だからこそ、日本から手塚のような天才漫画家が輩出されもした。
興奮で恐怖をマスキングしている状態の人間は、 無神経になると同時に「うれしがり」ともなる。
些細なことでも喜び、アメコミやスポーツ観戦程度でも楽しめる。
それが「社交性の高さ」扱いとなって、現代社会では好まれもする。
大して面白くもないものでも面白がれる人間が増えれば、
文化文明のほうの普遍的な面白さは伸び悩み、退廃化する。
本当に面白いものを判別して愛好したり生成したりするためにも、
うれしがりを排した所での、心の平静を養うべきである。
欧米人も、セロトニン伝達能力が高いからといって全く恐怖を
感じていないわけでもないから、興奮頼みのうれしがりばかりでいる。
そんなものよりも見習うべきあり方が、昔の日本にこそありもしたのだ。
[YouTubeで再生]
日本人も、遺伝子レベルからの怖がりだからこそ、
軽く触れただけで切れるほど鋭利な刀剣をあえて愛好して来た。
見た目にもおどろおどろしく、斬撃を加えた相手が目前で鮮血を上げて死傷する
凄惨さ加減でも軽く銃砲を上回る武器を、あえて魂の拠り所にまでして来た。
手元や体づかいの不確かなうれしがりの人間が扱えば、
事故で自分自身を傷つけることにもなりかねない。
あくまでセロトニン分泌による心の平静を高められる人間だけが
心から楽しめる美しさとなっているし、そういう情操目的が実際あるのでもある。
刀剣以外の、能や仏像などの文化にもやはり似たような要素がある。
ことさらに興奮して楽しむことができない難しさを乗り越えられさえすれば、
終身や末代に至るまで楽しむことができる真の面白さがそこにあるのだが。
日本人も、遺伝子レベルからの怖がりだからこそ、 軽く触れただけで切れるほど鋭利な刀剣をあえて愛好して来た。
見た目にもおどろおどろしく、斬撃を加えた相手が目前で鮮血を上げて死傷する
凄惨さ加減でも軽く銃砲を上回る武器を、あえて魂の拠り所にまでして来た。
手元や体づかいの不確かなうれしがりの人間が扱えば、
事故で自分自身を傷つけることにもなりかねない。
あくまでセロトニン分泌による心の平静を高められる人間だけが
心から楽しめる美しさとなっているし、そういう情操目的が実際あるのでもある。
刀剣以外の、能や仏像などの文化にもやはり似たような要素がある。
ことさらに興奮して楽しむことができない難しさを乗り越えられさえすれば、
終身や末代に至るまで楽しむことができる真の面白さがそこにあるのだが。
切腹マニアって、三島みたいなのか？ ありゃあただの鬱病患者だな。
元祖鬱病作家の太宰治との会合にわざわざ出席しておいて、
「僕はあなたの作品が嫌いだ」と面と向かって言ったという。
太宰はヘラヘラしながら「本当に嫌いならここにも来てないだろうがね」と、
即座に三島が自分と同類であることを見抜いたという。
切腹は好んでやるものじゃない、不行跡の責任を取ってやるもんだ。
そこの所をわきまえられる中庸さを欠いて、切腹そのものを好き好むような
倒錯に陥れば鬱病にもなろうし、始めから鬱だから好んでしまったりもする。
鬱の原因も、基本的にはセロトニン不足だ。
あんなになるぐらいなら野球オタでもいられたほうがマシと
思う人間がいたとしても仕方がないな。
アジア諸国の武術文化であれ、インドや仏教圏の修行文化(ヨガ含む)であれ、 世界中に体系的な運動を行う文化は無数にあるが、
ことに「スポーツ」というものに関しては西洋が発祥である。
遊戯的な運動で勝ち負けを争い、その観戦を楽しむという枠組み。
負けたからといって死ぬわけでもないし、買ったところで
観戦者とは無縁な所で勝手に競技者が名声や賞金を得るのみ。
冷静に考えてみれば競技者として打ち込むことにも、観戦者として熱狂することにも
むなしくなるぐらい中身がないが、それでも好きこのむ人間がゴマンといる。
それだけ、うれしがりの人間が多いということ。
自分自身のドーパミンやアドレナリンの分泌による興奮の自家発電を好む人間が
多いということであり、それだけ心の平静を欠いた人間が多いということでもある。
それは、仏道や武芸の修行によってセロトニンの分泌能力を高め、
心の平静を獲得して行くこととは相容れないものだから、シェアを奪い合う。
スポーツ文化が隆盛する社会では仏教や武芸の文化が衰退するし、その逆もまたしかり。
丸刈りの高校生が野球の練習に打ち込む姿も、小僧の修行に似ていながら
根本的な精神性が異なるものだからこそ、仏門を不要物扱いにさせてしまう。
あらゆる面で全くの別物ではなく、体系的な運動であることなどの共通点も
それなりにあるからこそ、その素養のある人材を奪い合うことともなってしまう。
ドーパミンであれアドレナリンであれアセチルコリンであれ、 自分自身が何らかの神経伝達物質の中毒状態にあるようなら、
他人の発する神経物質を感じ取ることは苦手になってしまう。
セロトニン分泌は、核融合炉のように安定した稼働自体が難しいものだから、
中毒になる危険性がまずなく、志し続けるぐらいでちょうどいいものである。
それにより、過度の興奮やリラックスに振り切れない真の平静を獲得した時、
他人の精神状態を察知することも自由自在になる。
一回、ある程度そういう修練を積んだ上で、
抗争で何人も殺したり殺されたりしている有名な武闘派暴力団の事務所(画像は別)
の前を通ったことがあるんだが、やはり並外れたコリンエステラーゼの放出があった。
しかも事務所そのものではなく、その隣のボロ屋から。警察のガサ入れに対処して
事務所自体にはドス一本置かず、隣家に銃器や鉄砲玉の組員も隠しているようである。
相手が只者ではないようならば、そういう察知も割りと容易にできるようになる。
「※ただしイケメンに限る」という大前提があるとしても、性格面における 「好きな男性のタイプ」アンケートでいつも上位に上がる「面白い人」や「優しい人」、
これこそはドーパミンやアセチルコリンの、アマチュアレベルの分泌能力者のことである。
面白い男はドーパミンやアドレナリンを、優しい男はアセチルコリンを
自分自身がよく放出して他者に分け与えるし、また周囲にいる人間が
自主的にそれらの神経物質を多量分泌することの助けともなる。
セロトニンの分泌能力者というのは、ほとんどいなくて人物像の想像も付かないものだから、
あえてそういう男を好む女もまずいない。ただ、具体的にどういう男かといえば、
ちょっと普通では考えられないようなオーラを帯びている、
いわゆる「後光が差している」といった風な感じだから、
並みの女はやはり彼氏や夫にすることを憚ることとなる。
男の方としても、セロトニン分泌の能力を女にモテるための能力にしようなどとは
考えるべきでもないし、実際そんな試みは失敗に終わるだろう。それは自分個人の
下卑た栄華などではなく、世のため人のため自分のためにこそ養うべき能力なのだから。
他人に対して心を開いたり、自分を偽らなかったりする以前に、 まず自分に対して心が開けるか。「鬱気質なんてあるもんか！」と
自分に対して自分で自分を偽っているような所がないか。
俺はアメリカにもインドにも行ったことがあるが、
どちらも日本などよりかは陽気じみた人間が多い国ではある。
ただ、インド人のほうが底抜けに明るくてどこにも影を落としてない
人間が多かった一方、アメリカ人は表向き明るく振舞っていても、
どこか雰囲気に陰りが見られるような人間が多かったように思う。
表向きの明るさとは裏腹に、心中の根本的な部分には鬱が燻っているか、
あるいはそれすらなく表裏ともに明るいか。具体的にいえば、
セロトニン欠乏をアドレナリンやアセチルコリンで補っている状態か、
セロトニンの生成能力自体が健全レベル以上に高いかの違い。
神経伝達物質の分泌能力は、遺伝や脳の器質的欠陥によって左右される部分ももちろんある。 女が男ほどにはセロトニンの分泌能力を高められないのもその内である。
ただ、かなりの域まで後天的にも増長が可能なものだし、
それによって生まれてくる子供の先天的な分泌能力を増長させてやることもできる。
生まれてくる時点まではもちろんのこと、物心がついて自発的な学習能力が
確立されるまでの幼児のうちにも、子供が自分で分泌能力を高めるようなことはまずできない。
なおかつそこまでが「三つ子の魂百まで」などと言われるほど、本人の人生を大きく左右する
基点ともなる。だからこそその間までは、親の側が分泌能力を高めてやる努力をすることが必須となる。
乳飲み子であるうち、まだオムツが取れないヨチヨチ歩きのうちにも、
世話をする親がセロトニン欠乏に見舞われていたりするようなら子供もそれに感化され、
落ち着きのなさや学習能力の低さなどが助長されてしまうことが大いにあるだろう。
別に虐待なんかせず、なるべく優しく接してあげるのだろうとも、それがうわべだけであって、
心中には不安を抱えていたりするようなら、それが鋭敏に察知されて、やはり悪影響を及ぼすだろう。
共働きによる忙しさだとか、増税による生活不安だとか、当然赤ん坊が頭では理解できずとも、
抱きかかえる親の心から不安感として伝達されて、直接的にはセロトニン欠乏による情緒不安定、
間接的にはその他諸々の精神病や、知能や体力の低さにまで結実してしまいかねない。
子供だましでなんとかなると思ったところで、親の因果はちゃんと子に報うのである。
有名かつごく簡単なセロトニン分泌の増長法に、「日光をよく浴びる」などもある。 特に、白人は日光浴を好むようだが、これは
・肌の色素が薄くて日光を吸収しやすい。
・神経系のセロトニン伝達能力が高くてわずかなセロトニン増長でも満足する。
・日焼けによる肌荒れなどを気にするまでもなく、元から肌が汚い人間が多い。
などの理由があるようである。
恐怖遺伝子でセロトニン伝達能力が低い日本人などには、日光浴でのセロトニン増長は
感じ取りにくいし、直射日光を浴びるのは肌荒れの他、目を痛める原因にもなりやすい。
かといって極端に日光を浴びる時間の少ない夜勤のせいで身体を壊してしまうような
人間は日本人でも多くいる。やはり並み程度には日光を浴びるのを心がけるべきである。
肌や目を痛める原因にもなりやすい直射日光を一時的に浴びるよりは、 間接光を恒常的に浴びれる環境に暮らすほうがより良い。
朝日や夕日もよく差し込んで、昼間は照明をつける必要もないぐらいに
開放的な家。古来の日本家屋こそはそれを満たしている場合が多いし、
障子による日光の和らげなどもうまく光を取り込む知恵になっている。
特に、寝室を真っ暗にして寝たがる人間は多いが、
できることなら遮光カーテンなどに頼ったりはせずに、
外まで暗い環境を用意して、朝日で自然と目覚められるようにしたほうが良い。
夜間の電灯のほか、近所の目などもあるし、
なかなか都会では整えにくい環境ではあるが、
障子でなければ曇りガラスなどを多用するのも手である。
日本人ほど、古来より傘を好んで来た民族も他にない。 イギリス人のように杖代わりにするのではなく、ちゃんと雨避けや日除けのために実用して来た。
それも真っ黒とかではなく、色鮮やかで光の透過も想定に入れているような作りのものを。
日傘なり笠なりで直射日光を遮ることでこそ、屋外での長時間の活動にも耐えられるようになる。
そのほうが裸で直射日光をあびたりするよりも、総合的な摂取光量も多くなる上、目や肌への負担も少なくて済む。
結局、日光の取り入れ方に限らず、セロトニン分泌をうまく増長させるための知恵というものがあるわけで、
そういう知恵を蓄積して実践している人間はセロトニンが豊かになるし、そんな人間を手本にすることで
周囲の人間までもが心の安定を得られることともなる。隣にいるだけでオーラを感じさせられる
ほどの達人でなくとも可能な感化の手段といえば、たとえばこういったものである。
「家の作りはすべからく夏の暑さに合わせるべし」というのは、 徒然草にも書かれている日本古来の知恵だが、これはエアコンや扇風機のない時代に
部屋を囲炉裏などで暖めることはできても冷やすのは難しかったことが主因ではある。ただ、
じゃあ簡単に部屋を冷やせる時代、西洋風の気密性や防寒性が高い家屋でもいいのかといえば、
上に書いたような「日光の取り入れ」の阻害要因にもなるので、やはり避けるべきである。
しかし、開放的な家は冬場もちろん寒い。
特に高齢化の時代、代謝の衰えた年寄りが隙間風を嫌って部屋中を目張りして、
夏に暑さにも気づかないまま熱中症で死んでしまうなんてことがよく頻発している。
そこで、人間のほうはよく耐寒対策や防寒対策を講じること。
人間は哺乳類だから、寒さに対して自己発熱で体温を保つ機能を持っている。
この機能を最大限に発揮するために、冬場に冷水を浴びたりするのも一つの手である。
ただし、この手段は基本的に男性限定である。女は血量や筋肉量が少ないなどの理由で
冬場の水垢離には耐えられない場合が多く、むしろ厚着を心がけるなどしたほうが良い。
男の側としては、女の厚着姿が野暮ったかったりすることへの寛容さを持つように。
かように、何もかも男のあり方を女が見習えばいいというものでもない。
経済面や生活面での他者依存の度合いが低い以上に、 精神面における他者への依存心が少ない男こそは、真に立派な男である。
今の男は共働きだったりする以上に、女への心理的な依存心が高いからこそ、
家事や子育ての分担まで受け入れなければならない。
心理面で楽してるのが男、苦労してるのが女なものだから、その埋め合わせのために。
依存心が低いから独身でいるべきだったり、出家すべきだったりするのではない。
確かに独身や出家者でいるほうが依存心の抑制は容易だが、
結婚生活における独立心の高さこそが、妻である女の精神安定を促すような効果も
あるのだから、家庭を持とうとする男こそが心がけるべきことでも本当はあるのだ。
古来より、女に専業主婦をさせて来たのは、 夫となる男への依存心を高めさせるためでもあった。
身分の高い家なら家事手伝いや乳母を別に雇うこともできたから、
妻たる女に出産以外は本当に何もしない生活を送らせることだって可能だった。
そうさせることにも、このスレで書いているような理由に即して、
心の安定した有能な子供を産み育てられるという確かなメリットがあった。
妻が夫への依存心を抱くのでなく、夫が妻に抱いたりするのならば、
これらの風習は一挙に有益から有害へと転ずる。
専業主婦ほど「不良債権」な存在も他にない扱いとなり、
男もそうなるつもりの女との結婚などは忌み避けるし、
女のほうでもなるべく共働きなどでお荷物扱いを払拭しようとする。
未だに金持ちの夫を捕まえての専業主婦暮らしに憧れるような女は、
女の中でも特に恥知らずな部類に限られるようなことともなる。
全ては、目的も手段も根本的に見誤っているが故の問題化である。
本来の専業主婦のあり方も、そうする目的も知らないでいる範疇での。
一時の痴情に駆られて「不良債権」を好き好んで抱え込むような男もまた、 その時点で必ずや後天性のADHDを患う。
健常に育った大人の男なら多動症(HD)はそれほど重症でなくて済むが、
真面目に損得を考えられなくなったが故の注意欠陥(ADD)は間違いなく深刻化する。
そんな父親を見て育った息子もADDになるし、幼いうちからなのでHDもたやすく患う。
これが、現代家庭に生まれ育つ男児のADHD罹患率が特に多い真因でもある。
父親のほうも注意欠陥のせいで仕事が雑になり、あまり出世なども見込めず、
公私ともにうまくいかないストレスから、当り散らせる相手(職場の部下など)には
当たり散らすような陰湿系の情緒障害をも時に患ってしまう。これがまた
子供に感染して、イジメや陰口を好んでするような性格になりもする。
母親の情緒不安定さだけでなく、父親の狂気もかように子供に対して悪影響を及ぼす。
ほとんどそんな父母しかいない時代に、健常な子供が生まれ育つほうが奇跡だといえる。
この図の通り、母体のセロトニン不足が直接的には子供の鬱気質を招く。 その鬱気質を色濃く残したまま併発しやすいのはアスペルガーやサイコパスだが、
一見、鬱などでは全くないように見えるADHDや情緒障害などの精神疾患もまた、
「鬱気質からの本能的な逃避」によって患ってしまっているのには変わりない。
母親が鬱気質を植え付け、父親がADHDの模範となる。
その他の精神疾患もまた、この手の父母からの相乗効果によって招かれ得る。
一番根本的な問題となるのは、妊娠時からのセロトニン欠乏の母体からの遺伝だが、
そこから生育児の悪循環が積み重なって、鬱以外の諸々の疾患までもが招かれる。
潜伏している鬱気質が酷ければ酷いほど、ADHDや学習障害なども重症化する。
性別から体力のある男児のADHDと、知能の低い女児の学習障害は特にひどくなる。
だからといってその表面的な症状ばかりを見て、根本原因としての鬱気質と向き合う
のでなければ適切な治療も覚束ず、新たな発症者の予防に努めることもできない。
精神病の王者にして、相当数の精神病の根本原因にもなっている鬱病。
怖くて目も背けたがるような人間も多いが、それではまともな親になる資格もないのである。
心中の、根本的な鬱から、逃げるな。 逃げる親からは、逃げる子供が生まれるだけだから。
己れの「セロトニン欠乏」という根本的な出来の悪さから目を背けて、
ドーパミンやアドレナリンやアセチルコリンのごまかしで済ませようとするのなら、
子供もまたそういう気質で生まれてくるし、ひどい場合には発達障害にまでなる。
貧困の再生産の一因ともなる、「出来の悪さの再生産」。
瑣末なおふざけやリラックスを気休めにすればすればするほど、深刻化も加速する。
もちろん、鬱な親の子供もまた、鬱の子供となるには違いない。
心中の鬱と対峙した上で、さらにそれを克服することこそが肝要である。
難しいことだが不可能ではないし、それなりに既存の方法もあるものである。
今でこそ、底抜けに明るいように見える日本人なども数多くいるが、 近代以降の歴史の悲惨さからいって、この国に強固なアイデンティティを
抱いているような人間ほど、心中の鬱からも逃れられないでいるはずである。
明るいように見えても、あくまでドーパミンやアドレナリンで誤魔化しているだけ。
心中の暗い影を覆い隠すためにこそ、無闇やたらと明るいのでもなければ済まない。
完全に自分を偽って、根っからの陽キャだと自分でも思い込んだところで、
それが表面的な誤魔化しに過ぎない以上は、ちゃんと子供が影を落として生まれてくる。
アメリカや中国のような戦勝国であっても、その歴史に多くの欺瞞や腐敗が
織り込まれて来たことには変わりないから、その報いを子孫たちが受けることからも
逃れられない。インドもカースト制で外国人の流入を実質的に排除しているし、
世界のどこに行ったからといってどうにかなるというものでもなく、
あくまで自分自身の内省とそこからの自己超克のみが救いとなるものである。
今日なんかは、全国的に天気が悪い所が多いようだが、 誰でも曇天だと多少は気分が悪くなる。何日も続けばなおのことだが、
あまりにも気分が落ち込んで泣きたくなる・泣いてしまうとかだと鬱の気があるし、
なおかつ晴れた日には一気に舞い上がったりするようなら躁鬱の気までもがあるといえる。
逆に、天気の良し悪しによる気分の高下が全く分からないなんていう人間も、
ドーパミン中毒による無神経化がひどかったりする。
気候とか季節の移ろいの情緒をある程度は感じ取ることができるが、
完全に取り込まれて極端な喜憂に翻弄されたりすることもないぐらいが、
セロトニン分泌が十分で心が根本的に安定している状態に相当するのではなかろうか。
女で妊娠時や生理時にもそれぐらいの平静を保てるようなら、
子供が発達障害にまでなるようなことまではないのではないかな。
専業主婦ほど「亭主元気で留守がいい」だし、 特に子供ができてからは夫を邪険に扱うようになる。
ここ数十年の女が、精神的な依存が目的で男と結婚することなど、
「メンヘラ」とか言われる一部の異常者の事例にしか見受けられない。
男のほうはといえば、「愛する妻子のため」という名目で
牛馬のように働かされることこそは健全な男の生き甲斐といった具合。
そのためにはやりたくもない仕事や、世の中に危害を及ぼすような仕事でも
文句を言わずにやる、そこで妻子への依存心の強さが問われることともなる。
共依存もあり得るのならいいが、実際問題ない。
男からか女からか、どちらかの一方通行でしかあり得ず、
ここ数十年は男から女への精神的依存が主流で、逆は異常者扱い。
[YouTubeで再生]
女から男への依存心を、女がメンヘラであることに頼ったりするのも、もちろん異常である。
俗に「メンヘラ」と呼ばれているのは、アスペルガー症候群傾向の強い女。
ひどいものは統合失調症の傾向が見られる場合もある、ガチ精神病系の女のことである。
もちろんそんな女からも病気の子供が生まれてくる確率が大だし、
まともに家事や育児ができない可能性も高い。精神病のせいで他者への依存心が高く、
その姿がたまたま可愛く映ったりしたからといって、下手にくっ付いたりすれば必ずや痛い目を見る。
いくら男への依存心があるのだろうとも、それが病気だからというのでは、
健康で出来のいい子供を産み育てるという大目的は達せられない。結局、
今の時代にこのスレに書いたような方法で出来のいい子供を産んでいる家庭などは皆無なわけである。
女から男への依存心を、女がメンヘラであることに頼ったりするのも、もちろん異常である。 俗に「メンヘラ」と呼ばれているのは、アスペルガー症候群傾向の強い女。
ひどいものは統合失調症の傾向が見られる場合もある、ガチ精神病系の女のことである。
もちろんそんな女からも病気の子供が生まれてくる確率が大だし、
まともに家事や育児ができない可能性も高い。精神病のせいで他者への依存心が高く、
その姿がたまたま可愛く映ったりしたからといって、下手にくっ付いたりすれば必ずや痛い目を見る。
いくら男への依存心があるのだろうとも、それが病気だからというのでは、
健康で出来のいい子供を産み育てるという大目的は達せられない。結局、
今の時代にこのスレに書いたような方法で出来のいい子供を産んでいる家庭などは皆無なわけである。
元来が、知力も体力も男より決定的に低く、生理による月々の苦しみもある女のこと、 メンヘラみたいな＋α な病気持ちでなくとも、男への依存心を抱くことが本来は容易なはずである。
しかし、今の時代、そうしなければならない必要性なんてのは極限まで切り捨てられている。
テレビのバラエティなりワイドショーなり昼ドラなりでドーパミンやアドレナリン漬けとなり、
ヨガ教室に通い、ランチやスイーツに舌鼓を打ってアセチルコリン漬けとなる。
本物の不倫とまでいかずとも、主婦が夫以外の何物かに精神的な浮気をする選択肢は
今の世には無数にあり、夫への依存心などを抱く必要がほとんどなくて済むようになっている。
それで、セロトニンの分泌までもが促されるのならともかく、事実はそうではない。
ドーパミンやアドレナリンによる殊更な興奮状態か、アセチルコリンによる殊更なリラックス状態で
セロトニン欠乏の不安感を補っているだけで、根本的な情緒不安定さはむしろ助長されている。
人様の女を勝手に楽しませたりしようとすること自体が、間男にも通ずる不謹慎行為なものだから、
セロトニンによる精神の根本的な安定までをも助けてやることは叶わぬ。妻が夫に依存心を抱かない
癖付けを助長したからには、自分が新たな夫になったとしても満足などさせてやれるはずがなく。
女のおしゃべり好きなんてのは大昔から認知されていることであり、 別段これまで禁じるべきだなんてわけでもないが、
あまりにもその傾向がひどくて夫や家事育児までも蔑ろにしてしまう
とかいった具合なら、これはストレスが溜まっている証拠だともいえる。
おしゃべり好きな女というのは大体が、呼吸能力が低い。
特に、吸う能力よりも弱体化しやすい吐く能力が弱っているものだから、
常日頃から「話す」という行為によって呼吸を強化したい衝動に駆られている。
そういう女にとっての男もまた、夫と言わず彼氏と言わず呼吸力が低い。
人間ってのは隣に人がいればそれだけでもある程度は呼吸を合わせてしまうものだが、
男がろくに女にとっての深呼吸の模範になっていないし、むしろ男のほうが女に
呼吸の浅さや弱さを合わせてやってしまっている可能性すらある。
女も長話なりで呼吸の浅さ故のストレスを解消するしかなくなり、
男のほうも女から感化された呼吸の浅さのせいで仕事の出来が悪くなってしまう。
強い者の方ほうが弱い者に合わせてやったが故の苦果が、両方ともに報うこととなる。
人間の呼吸力が、吸う能力よりも吐く能力が衰えやすいのは、 横隔膜が肺の下にあるせいで、重力による横隔膜の引き下げで
息を吸うことは助けられても、吐くことは助けられず、むしろ妨害されるからである。
息を吐く能力の養生は、禅寺などではよくやってるが、
今の一般的なヨガ教室ではあまりやってない。多種多様な呼吸法や体操の教示に
執心するあまり、肝心の吐く能力の養生は疎かにされているし、
そのほうが横隔膜の力を含む体力全般の弱い中年女からも好きこのまれる。
（今の自分でも無理をせずに簡単にできることだからとて）
吐く能力からの呼吸力の強化は、禅寺での修行が厳しいのと同じように、
それなりに心身の負担を強いるものである。それ故、本格的なものは壮健な
大人の男でなければ務まらない。そのような男が横隔膜を重力に逆らって引き上げる
能力も身につけ、近侍する女にとってのできる範囲の模範ともなるというのが、
女にとってのちょうどいいぐらいの呼吸力養生にもなるのである。
インスタLINEツイッターその他のSNSの多用も、 >>149に書いたような「精神的浮気」による気休めの手段となる。
不特定多数への発信は自己顕示欲の満足のため(>>124に書いた通り一種の強迫性)、
夫や彼氏を含む特定の相手への発信は、自分のペースでの人付き合いのために行われる。
後者はまだマシのように思われるかもしれないが、
このスレでいう方法を遂行する上では阻害要因になり得るものである。
別に、女が男にペースを合わせるためのツールにもならないわけではないが、
それではただ男の側からの女の束縛度がより増すだけだし、
なおかつネット越しだから呼吸力の感化などは滞ってしまう。
SNSのやり過ぎによる睡眠不足からのストレス蓄積なんかももちろんある。
やるとしても俺のように、ストレスにならない範囲に止めようぞ。^ ^
女からすれば、セロトニンの分泌能力が人並み以上に高い男は、 良くも悪しくもバイタリティ(活力)が極端に高く見えるようである。
まずもって、付いてはいけない。
引き離されないようにしがみ付いているのなんて
並みの男でも務まらず、藤平光一氏のようなごく一部の達者が
高弟になってようやっと付いて行けるかといった風だから、
女の身で完璧に捕捉し続けることなどはまず諦めて然るべきである。
アセチルコリン漬けの得意なヨガインストラクターや、
ドーパミン漬けの得意なお笑い芸人のようには親しめないが、
自分ができる範囲で倣う相手として、また、そのバイタリティの高さゆえに
多忙化して家を空けがちになる、その間隙を埋め合わせる役分として。
対等な立場でないのは、自分には出産能力があり、その人にはない点なども
同じなのだから、相手のほうが格段に優れた点があることを素直に認める
ぐらいのことは、過度の思い上がりの持ち主でもない限りは可能なはずである。
「マリッジブルー」だって、>156に書いたような意気消沈が原因で起こるものだ。 人並み外れたバイタリティの男に、これからなるべく合わせていかなければならないという
義務感に駆られているのなら、決してそんな憂鬱を抱いていられる余裕があるはずもなく。
「クワッ」てな。
気合い気合い気合いでおらねばならんのに、どうしてボーッとしてられるものか。
結婚式もそんな気分を増長させるばかりのものなら、やらんがマシよな。
和風の式までもがそんな悪影響があるとは思われんが。今ほど日本人が盛大に結婚式を
挙げるようになったのは大正以降で、カカア天下がポツポツと見られ始めたのもこの頃。
やるとしても女を主役にし過ぎるような代物は避けたほうがよかろうな。
片岡鶴太郎もやってるこの「ナウリ」というヨガ技法。 横隔膜を極限まで引き上げて肺を潰しきる技法であるため、
>>151のような理由で呼吸力が高められるのも確かなことである。
しかし、ちゃんとした流派では、この技法は基本「女人禁制」である。
別に男女差別とかではなく、身体構造上どうしても悪影響が避けられないから。
鶴太郎も妻と別れた上で、こんなことに打ち込んでいるという。
とにかく自利ばかりを追い求めるというのならそれも一つの選択肢だが、
中正を欠いた振る舞いでもあり、大乗の心がけであるとまでは言えない。
妻や彼女がいようとも、ナウリ級の難行はあくまで独りか男の行者同士で
やるべきだが、その修行が大成するのなら、自分よりも弱い相手への
回向も可能となるはずである。そしてそれがまたなにかの成果をもたらす。
ーー妻もまた、下手の横好きに対しては 何らかの諌争を講じてやってもいいのではないかな？
ヨガのやり過ぎだけでなく、走り込みによる痩せこけ過ぎなどに対しても。
お腹の出たおじさんになるまいとするあまり走り込み過ぎて、
152cmの橋本環奈なみに小さくなっちまってる、この人の夫とか。
俺の場合、肩が外れてた関係で字がヘタだから、
書道とかに入れ込み始めたら特に要注意な。＾＾
鶴太郎のような元ボクサーに限らず、 現代の日本の男は総じて肩関節の異常持ちが多い。
相撲のような、特別肩を狂わせる要素が多いわけでない競技でも多く、
稀勢の里や豪栄道は巻き肩、琴奨菊は逆巻き肩、勢は怒り肩と、
それぞれになんらかの肩の異常があるせいで、
白鵬のような肩の異常が少ない(元)外国人力士に
手技の器用さやリーチの長さで一歩も二歩も及ばず、
張り差しやかち上げの多用による姑息な白星稼ぎを
ろくに引き止めることもできないままであり続けてきた。
狭い国土にアメリカの20倍の可住人口密度で押し込められている窮屈さや、
アメリカの16倍の信号密度な交通網での極度の緊張を強いられる自動車運転など、
女よりも肩幅の広い男が肩を狂わせる要因だらけな国情ゆえの所産。
見た目にも肩が細く胸板が薄くて頼りない上、実際身体能力も低い。
そしてなんといっても胸式呼吸を不全化する致命的な要因になり、
女に呼吸の深さを見習わせるどころではない実情にも陥ってしまっている。
巻き肩であっても比較的呼吸が深い可能性があるのは、横隔膜を下に引き下げられるだけの
腹容積が十分にある人間、要は「太鼓腹」という、今の日本で最も忌み嫌われる体型の男である。
女が男に呼吸力を習うなんてのは、嫌悪感すら抱かされる事態となってしまっているわけである。
日本人の胸板の薄さは今に始まったことではなく、 古くは明治初期のイザベラバードの旅行記などでも指摘されていることである。
曰く、「同時代の中国人や朝鮮人と比べても、日本人は特別胸がヘコんでいる」と。
これは、徳川綱吉が敷いた無責任な金融緩和のせいで、日本の人口が食糧供給に
見合わない増大を来たしてしまったために、総員で飢餓状態に陥ってしまっていたのが
原因なのだが、食糧事情が改善された現代においても胸板の薄い日本人が多いのも、
昔からの安価な低タンパク食を好む悪食加減が尾を引いているせいであるとも言える。
ただ、昔の日本人は胸板が薄くて胸式呼吸が苦手な代わりに、
腹式呼吸で呼吸力を補っていた。そのためには太鼓腹の餓鬼体型になることも甘受し、
痩せてるのに腹だけが出る体型の醜さを、太い帯による腹部の締め付けなどで誤魔化していた。
それでも構わないというのなら、それもアリである。
洋服で太鼓腹はダサすぎるものだから、和服を常用するようにもなればよく。
日本人といえども、広い肩幅や厚い胸板を手に入れて、
外国人なみに胸式呼吸の強さを確保できるようになるのならそれでもいいが、
下手の横好き止まりになってしまうようならやはりオススメはできない。
伝説的な古武道家の中にも、広い肩幅や厚い胸板の人間がいたというし、
全く日本人の常道から外れてしまうわけでもないのだが。
肩の作りが良く見える古写真を色々見てて分かるのが、 昔の日本人に特に多い肩の異常は「なで肩」であるということだ。
なで肩は、胸肩周りの筋肉が全体的に弱過ぎて来たす異常。
前や後ろや上などの一方向に対して力みがあり過ぎることによって生ずる
巻き肩や逆巻き肩や怒り肩などと比べれば、筋肉の締め付けによる胸式呼吸の阻害も少ない。
近年でこれに近い体型をしてるのがタモリとかだが、
やはり肩肘を張らない飄々とした芸風でいる。
昔の日本人も、良くも悪しくもあんな感じの人間が多かったらしい。
力みによって肩を狂わせている現代の日本人男性の胸式呼吸能力は、
昔の日本人男性以上に低い場合も多いだろう。それでいて太鼓腹を嫌い、
腹筋運動などで腹式呼吸の能力も下げようとしている。これぞ役満といった所である。
3年前に乱闘で憤死したこのおっさんも、逆巻き肩がひどかった。 情緒障害からの汚言症が面白がられてネットのおもちゃにされてたが、
身体の狂いからの真性の精神病を弄んでいたのは、まぎれもない悪趣味である。
ただまあ、画像右の女みたいなファンも一定数いたのは、
恰幅が良くて腹式呼吸の能力はそれなりにあり、
今の痩せっぽちの男などにはない温かみをも感じさせられたからだろう。
・胸肩周りの筋肉が壮健で、精神も健全で胸式呼吸の能力も高い。
・胸肩が貧弱だろうとも肩の力みが少なく、精神が健全で腹式呼吸の能力が高い。
このいずれかであれば、男が女に精神の健全さと呼吸の深さ両方を倣わせるに足るだろう。
肩の力みはそれだけでもなんらかの精神異常を来たす原因になりやすいものだから、
呼吸能力の有無にかかわらず個別に警戒の対象ともすべきである。
巻き肩は鬱の気に囚われやすく(稀勢の里や豪栄道など)、 逆巻き肩は躁の気に囚われやすく(琴奨菊や性の悦びおじさんなど)、
怒り肩は恐怖に囚われやすい(勢など)。
前言の通り、白鵬のような肩が健全な人間と比べれば
手技の器用さやリーチの長さで劣る上、精神の平静さをも欠く。
そのため安定して１場所15番を勝ち続けることも難しい。
(白鵬も体力の衰えのせいで難しくはなってきてるが)
胸式呼吸は、交感神経の活性化による覚醒状態を促すもの。
巻き肩は胸式呼吸を抑圧するために覚醒状態を不全化するし、
逆巻き肩は上限を下げながらの不完全燃焼を暴走させる。
怒り肩は胸式呼吸の制御全般を不全化させて情緒を脆くする。
よく稀勢の里が「豆腐メンタル」とバカにされていたが、
あれはどうにも気分が乗らない鬱気味の気分障害だっただけである。
「情緒が脆い」という意味での豆腐メンタルに該当するのはむしろ勢のほうだが、
企業経営者とか会社の鬼上司とかにも多い精神状態だから、あまり認めたくはないのだろうな。
生まれてくる子供のセロトニン分泌能力が健全であるかどうかは、 「自分を産んでくれたことを親に心から感謝できるかどうか」で判別できる。
はっきり言って、そんな子供は今の時代、ほとんどいない。
親を敬っている子供といえども、儒教的な義務感で敬っているだけで、
心の底からの感謝による尊敬であるようなことはほとんど皆無。
金持ちの親に産み育てられて何不自由なく生きられている子供でも、
その裕福さが奪われた時に、なおのこと親への感謝を保てるかどうか。
財政的に余裕がなければ心の余裕も保てないような情緒不安定さなら、
結局は財力に感謝するだけで、親に産んでくれたことを感謝まではできない。
（そういう子供は「ボンボン」にもなってしまう）
逆に、親の精神安定力が十二分でさえあれば、さほど裕福でもない家で、
厳しめに育てられるのであろうとも、十分なセロトニン受容に与れて、
親への心からの感謝や尊敬を抱くことができる。そんな環境に恵まれることが
万に一つもないものだから、今の時代に生まれてくる子供に説教などした所で、
「産んでくれと頼んだ覚えはない」と反論されればそれまでとなってしまう。
都合のいいATM扱いの他にも、イケメンだとか長身だとか、 妻子に対して何か実利的な恩恵を直接的にもたらす要素は、それ自体が
好かれるだけで、人間としての自分への依存心を抱かせる材料にはならない。
人間としての長所が、自分とは同一不可分なものであった上で、
なおかつ自分が妻や子への依存心を抱くことを抑制するような素養でもあること。
武芸の修練などは独立独行を必要とするものだからその条件を満たしているし、
世のため人のためになっていることがまた個別の生きがいになる仕事なども、
妻子への依存心を抑制しながら妻子からの羨望を勝ち得る元手となるであろう。
武芸や聖業も、宮本武蔵や行基や空也なみに徹底しようとすれば独身を貫かねば
ならないこととなるが、妻子を養いながらの範囲で取り組むこともある程度はできる。
そこで、自分個人の妻子への依存心を排せる程度には、武芸や聖業のほうに入れ込む。
妻子も決してそれに嫉妬などせず、後ろから見守る程度の心持ちでいるようにする。
その時、先陣を切って歩く順番も確かに「父、母、子」の順番になっているはずである。
「夫は妻に、親は子供に依存心を抱くもの」っていう 同調圧力が今の日本社会にはあるし、家族の実像を描いた
ドラマや映画における大前提の常識になっていたりもする。
家族を顧みない父親とか、悪役の代名詞として扱われた上で、
いろんなイザコザがあった上で妻子との時間を増やしてハッピーエンドとか。
母親は教育ママなどとして束縛に過ぎた挙句に子供が暴れて、
金八先生みたいな仲介が入って適度な距離感を築き直して行くとかが
ハートフルドラマの定石になってるが、そこで妻が夫への思いを強めることで
子供への依存心を抑えるなどという描写はまず皆無である。そこでもやっぱり
妻に子供の世話を任せ切ってた仕事人間の父親が槍玉に挙げられて、
自分ももう少し子供との付き合いを増やしたりするのが大団円扱いになる。
一貫して「子、母、父」という順番を崩そうとはしないし、
この順番がよく保たれることこそが家族の最もあるべき姿だともされている。
ドラマの中ではそれが幸福そうに描かれるわけだが、実際には
それを心がけるほど我が子が発達に生まれ育ったりでよりうまくいかなくなって
しまうものだから、少子化を助長こそすれ抑制する助けにはなっていないのである。
精神的な序列が「子、母、父」であることがかえって子供の生育に悪影響を及ぼすのは、 ちょうど、子役として活躍した芸能人が成長と共に伸び悩む場合が多いのにも似ている。
それでは、子供のうちが「人生の全盛期」になってしまうから。
本人としても大人になってからの栄達への気概が萎えてしまうし、
親の側としても家から巣立って行く前までが華という認識になるから。
成人後の活躍なんてのは、ありえた所で「ガラガラポン頼み」にしかできないし、
子供だった自分が親になる段ともなれば、これはもう人生の没落期扱いが避けられない。
（子供のうちこそが全盛期扱いで、親はその尻に敷かれていた自己経験により）
子供のうちは、親の背中しか見て育てないぐらいに。
親に自分が注視されるなんてのは、昔の元服か家業の襲名の段階の時期
ぐらいまではないように。もちろん親のほうがまず心がけないで済むことではない。
仮に、男である自分が30歳前後で子供を作ったとして、 自分もまだ2、30年は働きざかりの壮年であり続ける。
その2、30年を「人生の墓場」などとも呼ばれる、妻子への依存心タラタラな
結婚生活に費やすのでは到底割りに合わないし、そのせいで仕事の質も落ちてしまう。
結婚して子供もできた30歳以降の2、30年こそを、
妻子に背中を見せるための期間とし、子供もそれにより健全に育つ。
2、30年経って自分が5、60代となって引退を考え始める時期となった頃に、
子供もまた、これからが「人生の全盛期」となる大人に育っている。
父親も子供も、どちらも然るべき時に最も長期間にわたって、全盛期を享受できる。
「父、母、子」の序列ならそれが可能となる一方、「子、母、父」ではフイとなる。
親にとっては30歳〜60歳、子供にとっては−10ヶ月10日〜30歳ごろの
30年間を真に有意義に過ごすか、人生の墓場や青田刈りの全盛期として過ごすか。
ちょっとした心がけの違いだけで、どちらかに振り切れてしまうのである。
一家の亭主たる男が、妻や子供を差し置いてまで入れ込む趣味が アニメだゲームだアイドルだでは、さすがに嫌がられたとしても仕方がない。
しかし、武芸や座禅や能であることまでをも嫌がられる筋合いはないし、
打ち込みようの真摯さによっては「求道」として敬い尊ばれるのでなければならない。
料理とか旅行とかファッションとか、すこぶる女ウケがいいにしても
尊敬に値するわけではないような趣味もあるから、これらとはよく区別すべきである。
その他多くのほとんどの趣味はこれらのうちのどれにも該当せず、
家族と楽しめるようなら受け入れられ、大金をつぎ込むような嫌がられるといった
程度のものであるが、そのような趣味があるからといって敬うべきなんてことももちろんない。
昔の武士も武芸や座禅を嗜むとはいえ、本業はあくまで清廉第一の公務員だった。
男が趣味の高尚さゆえに尊ばれたりするのはやはり特例に限ることであり、
第一に敬われるべきなのはなんといっても、本業が崇高な仕事であることである。
江戸時代には常識的な職分の序列だった「士農工商」は、 上に行くほど純粋に世のため人のための有益無害な業務であり得るものだから、
この序列によってより上位の職分の人間を特別に敬うことが、
女が効率的に男の仕事を敬う助けともなっていた。
今はこのような序列が否定され、名目が四民平等であったり、
実質的には商工農士の金融礼賛社会だったりするものだから、
商売人の男が顧客に肩をそびやかしてへつらい笑っている姿を見た女などが
「男なんてみんなそんなもの」と思い、どんな職業のある男も大して敬わなくなってしまったりする。
四民上下の封建制を復活して、商人の卑しさを世の中総出で隔離下に置くのがより確実ではあるが、
そんなことをしない内からでも、本当に世のため人のためになっている崇高な仕事のある男を
女が個別的に畏敬して、自分や子供の精神安定力を高める材料にするぐらいのことはできるだろう。
封建制が廃止された明治以降にも、多少はそういう男女が見受けられたわけだし。
妻子に心からの尊敬をされるほど崇高な仕事や趣味を持てる男も、 実際にはそう多数には上るまい。
世のため人のためになるような聖業も、女子供の知恵では測り知りがたいほど難思な場合が多いし、
（浚渫などの土木工事のほうがより高い治水効果があるが、堤防工事ほどにも目に見えないなど）
武芸などの高尚な趣味に打ち込んでみたところで、下手糞だったりするのでは披露するのも憚られる。
結局、上記のような青写真を厳密に実現できるのは全体の1割にも上るまいが、
それでも全ての既婚者の男たちが目指すべき境地として、模範となるには十分である。
人に誇れるような仕事や趣味があるわけでもないくせに、ただ妻子を養う義務を背負っている
というだけで偉ぶるような男をこの世から絶やし、そのような男が妻子から鼻つまみ者扱い
されて遠ざけられるような惨事も解消される。その程度の男もまた「自分はその程度の男だから」
という身の程のわきまえによって、今なんかより多少は家庭円満にも与れるようになる。
結局は全体に好影響を及ぼした結果、若者の結婚率も上がって少子化も解消されることだろう。
「漢書」溝洫志に曰く、 「夏の禹王のような古えの聖王が取り組んでいた治水工事は
川底をさらって増水の許容量を増す浚渫工事が主だったが、
近年では堤防によって洪水を防ぐことが主流になった」と。
堤防を築くほうがいかにも大衆の目によく見えるし、工事の責任者も妻子などに対して
「どうだ、これが俺のやった仕事だぞ」などと自慢もしやすいものだが。
決壊や、堤の低い所からの氾濫の危険もあるし、堤防を築いた部分にしか効果がないなど、
浚渫と比べれば「その場しのぎ」の悪手である面が多分にある。
堤防工事よりも浚渫工事を心がけるような聖王賢臣も、とうの昔に絶えていなくなって
しまった中国では、黄河の川底も画像のような理由で段々と上がって「天井川」となり、
常に堤防を保全し続けるのでなければ洪水被害が免れ得ない状態となっている。
そんな今の中国の女もまた、怒りに駆られて男の局部を切り捨てるような鉄火女ばかり
となっている。見せかけの盛り立て程度の偉大さでは結局、妻子の貞順さを掘り下げて
やることも叶わないから、少数だろうとも「本物」がこの世に現存する必要はあるのである。
このようなことから、臨済宗妙心寺派632代管長の山本玄峰老師がしきりに 唱えていた、「陰徳を積め」という教えの意味までもが察せられるわけである。
あたかも、目に見えない浚渫のほうが、目に見える堤防よりも
より高い治水効果を発揮するようにして、人の業もまた陰徳を積むほうが、
陽徳を積むよりも普遍的に高い成果を挙げられるものだから。
それは衆目だけでなく、身近な妻子にすら必ずしも察知されないものとなる。
その程度があまりにもひどければ、玄峰老師のように家庭を捨てて出家したほうが
便利ということにすらなってしまうが、そこまでいかずとも、益荒男たるもの
人からの評価をも顧みず真の聖業に取り組まねばならないことがきっとある。
その時に、妻子もまたたやすく愛想を尽かせて離れて行くようではいけない。
自分たちが到底計り知れないような領域で、旦那が孤独な暗闘に興じていることを察し、
ねぎらう以上に尊崇できる配慮を持てるのでなければならない。
それは旦那のためになるという以上に、自分たち自身のためとなる。
心の安定からの、着実な子供の生育のため。心の底から子供に産み育ててもらったことを
感謝されて、自分たちが老後に寂しい思いをさせられるようなことがないようにするため。
http://bbs77.meiwasuisan.com/thought/1558316248... 近ごろ、俺も思想哲学板のスレに書いてるような刀剣鑑賞に入れ込んではいるが、
これはあくまで勉強が目的であって、趣味としての刀剣愛好に興じているわけではない。
刀剣愛好とか刀剣鑑賞とかがそれだけで、
妻子からも敬われるべき趣味になるとは、俺にも思われない。
日本刀は元来、武士にとっての仕事道具であって、車が仕事道具である人間が
車の種類や品質性能にこだわったりするのと同じように、武士もまた刀にこだわっていた。
そういうこだわりがあって、刀を見る目も養った上で、刀を仕事道具にする仕事にも邁進して
行くとなれば、その仕事は敬われるべきである。何しろ名刀が実用品になるほどの仕事なのだから。
武芸でももちろん真剣の使いようがあるが、昔から刃引きの駄刀などもあえて用いられていたこと。
数多の人々の運命を司る君子士人としての公務のためにこそ、最高の名刀もまた相応しいものとなる。
即位礼正殿の儀でも、昔は殿上の文官から地下の武官に至るまで、みんな佩刀してたんだぜ。 実際にその刀で人を斬り殺すようなことは滅多にないとしても、
「自分の仕事が他人の命を左右するものである」という自覚を確かなものとするための
道具として、武家時代か否かを問わず、身分の高い公権力者たちに常用されていた。
今は法規制もあって誰も佩かないが、だからといって一般大衆の命運を左右するほど
巨大な権力を有した人間がいなくなったわけではないし、死刑制度だって今の日本にも存続している。
にもかかわらず刀を佩かなくなったことが、一概に権力者の無責任化ばかりを助長し、
挙句には国家社会を存続不能な窮地にまで陥れることとなってしまった。
昔の日本の有力者たちの佩刀が、決してただの飾り物などではなかったことを、
奇しくも、現代の有力者どもの不甲斐なさこそが背理的に実証してしまっている。
武家時代を忠実に再現するとまで行かずとも、多少は昔に立ち戻るのでなければ済まない。
仮に、安倍晋三が生まれてこの方一度たりとも真剣に触れたことがないのであろうとも、 （祖父の遺刀があるからないこともないとは思うが）
官僚への主業務の丸投げを含む己が怠慢によって、毎日毎日何十人、
何百人という日本人を間接的に殺害していることには変わりない。
（もちろん鳩山や菅なら殺さず済んだというわけでもないが）
まさに政治行為というのは、己が任務中、失政による無駄死にという形で
自分が殺害してしまう人数をいかに最小限に食い止めるかという所に、全てが集約されると言っても過言ではない。
「最小限に」であって「皆無に」ではない。
漢の文帝や唐の太宗や、北条早雲や徳川吉宗のような伝説的名君が、
たとえ伝承通りの辣腕であったのだろうとも、理想上にのみ存在する完璧無比な
政治と比べれば、多少以上に多くの人々を犬死にさせてしまっていたに違いないのだから。
為政者という立場にとっての、そのようなカルマから決して目を背けることなく、
できる限り犠牲者を減らして行く業務に果敢に取り組んで行ける男こそは最上級の大丈夫と
なる一方、政商の傀儡としての無責任極まりない政治で大量殺戮を招くような者こそは
現人の悪魔ともなる。その悪魔を仕留めるための武器としても、やはり聖剣が必要なのである。
大きな事業に取り組んだり、より高い身分になったりする夫の姿を、 妻こそはその目で見て誇りに思えるのでなければならない。
にもかかわらず、およそこの世で最も見られることの意義が大きい立場にある夫の、
人生で最も注目される機会に、妻としてすぐ隣にいながら、自分もまた見られることに
気を遣わねばならない立場に祭り上げられているせいで、横目に見ることもあたわぬ。
常日頃の公務でも、后(後ろに侍るという意味を持つ)でありながら真横にはべり、夫ともに、
夫が見ているものを共に見る義務を負わされているせいで、落ち着いて夫を見ることができない。
２代続いて妻こそが心を病む窮地に追い込まれてしまったのもむべなることだし、
安心して子作りに取り組むことができなかったらしいことにも、同情するほかない。
「妻子のためなら」という恩着せがましさで、 自分自身の健康すら蔑ろにするような>189(4)の男こそは、
図のダニング・クルーガー効果に即して、己れの専門分野以外は軒並み
全くの低能であるが故の、思い上がりの塊ともなる。
勉強とか運動とか修行とか、自分自身を今以上に向上させるような嗜みは
>190五段落目のような理由によっても忌み嫌うし、多方面において
自分が低能であることを開き直っているからこそ保てている
思い上がり状態を挫かれることへの恐怖によっても忌避する。
分析してみればいくらでもボロが出てくるが、
これが今の日本社会のごく一般的な、一人前扱いのおっさんの内実でもある。
嫌気が差しすぎて外国人との結婚を夢見るような女が現れるのも
仕方のないことといえば仕方のないこと。今の日本の男の大半は不甲斐ない以上に、
なぜ自分たちが不甲斐なく見えるのかろくに分かってもいないような状態なのだから。
現代は、昔と比べて仕事や趣味の選択肢が膨大な数に上っている時代だが、 妻子に尊敬されるに値するほど求道的なものに限ればごく少数に止まるし、
昔と比べてもむしろ減ってしまっているとすらいえる。
仕事については、「妻子のため」という依存心があるのでもなければ
やってられないほどつまらなくて不名誉なものばかりが増えたし、
趣味については、自己満足本位なものや、玩物喪志なものばかりが増えた。
自己満足や玩物が本位の趣味といえども、たまたま妻子が嗜好を同じくする場合には
共に楽しめて、亭主がいい気になれることもあるが、それも決して崇敬の域にはない。
嫌な仕事をやっていても、妻や子供の笑顔を見るのが楽しみだからとか、
褒められたような趣味ではなくとも、多少は家族も一緒に楽しんでくれるとか、
現代の日本家庭の亭主にとってはきわめてありがちな上、男としての生き甲斐にまで
祭り上げられているような気休めだが、この程度の気休めで我慢ないし満足している
ような体たらくだからこそ、見るに矮小な匹夫止まりでしかないのでもある。
真に妻子からも尊敬される大丈夫たらんとする男ならば、決してそのような
矮小さに収まっていてはならない。そのためには、尊敬されるに値する仕事や趣味と、
そうでないものをよく区別して、前者こそを進取して行くようにもしなければならない。
万夫がそれを心がけるようになれば、世の中全体における上質な仕事や趣味の割合も高まり、
文化文明の隆盛までもが促される、まさに「世のため人のため自分のため」となるわけである。
車やバイクと比べれば、刀剣も1kg程度の素朴な工芸品止まりだし、 それを正しく扱うことにもまた運転どころではない熟練を要する。
人から尊敬されるに値するような嗜みほど、安易には理解しづらく、修得への道も険しい。
だから忌避してしまうというのもあるし、もっと簡単に人から羨まれる手段が
現代にはいくらでもあるのだから、というのもある。
投機で一発当てて、高級車でも乗り回せばそれで女子供も付いてくる。
簡単な上に、剣術修行などよりはるかに誰にでも分かるような魅力を帯びているのだから、
どうしてあえて難儀な上に見返りも少ない道なんかを選ぶものか、と多くの人間が考える。
たった1kg程度の刀でも、刃先に体重を載せて正しく振るのであれば最大２万ジュール、
普通車を2、3台持ち上げられるほどの破壊力が瞬間的に出せる。その力こそは我が物であり、
我こそは重量挙げの金メダリストにも勝る力の結晶となる。外物以上に自分自身が
力なり知恵なり徳なりを蓄えるという求道の本質を知り、その価値を心から
愛好して行くこと自体、まず男たち自身が率先して行かねばならないことである。
刀の刃先に最大で２万ジュール(重量換算で２ｔ以上)の圧がかかるというのは、 あくまで瞬間的な最大値であって、何の芸もない斬り下ろしでもなかなか達成できないし、
腕の立つ敵を想定した実戦刀法の最中などであればなおのこと難しい。
ただ、それほどもの運動力学的な意義があるからこそ、
日本人も執拗に諸手刀法の剣術ばかりを修練してきたのだし、
それだけの刃圧によっても損傷したりしない強靭な刀剣の作成にもこだわって来たのである。
自己満足でも玩物喪志でもなく、なおかつ殺人術として秀逸というばかりでもない、自分自身の
物理的な力量を着実に高めて行くための、自己追求の手段となるが故に剣術も崇高なのである。
近年のスポーツ剣道などで言われている「精神修養」なんてのは大体、そんな物理的な実が
伴っているわけでもない紛い物ばかりだが、やりようによっては本物の修養たり得もする。
まがい物ばかりが流行して本物が隅に追いやられているのが現状であるからには、
「剣による求道」という選択肢も狭められているという他ないが。
刀の刃先に全体重を載せるためには、腕ではなく全身で、 上半身よりも下半身で刀を振るのでなければならない。
刃先に力の載った剣振りを心がけた結果、
何事も手先腕先や上体だけで済ませようとする怠慢さや、
重心の高さによる身心の不安定さが抑制されて行くこととなる。
ーーたとえばこういった経緯によって、剣の求道が精神の安定力を高め、
妻子の側の心がけようによっては、妻子への安定力の分け前ともなる。
共に剣術修行に取り組むのでもいいし、そういう亭主の姿を心中から尊ぶのでもいい。
これから子供を作ろうとする妻などが、共に求道に務められるわけもなし。
腰痛やら股関節痛やらの予防目的程度に見習うのはいいとしても。
http://watachiblog.blog.fc2.com/blog-entry-15.htm...
銃器に上述の刀のような体育効果はないし、 より強力な重火器や兵器についても同様である。
だからミリタリー趣味が求道的で崇高だなんてことももちろんない。
しかも「２万ジュール」という破壊力を稼げるのは、
銃器の中でも画像のM82やM2重機関銃などの最強クラスのものだけで、
マグナム弾の拳銃や7.62mm弾のライフル銃を含むほとんどの銃器の破壊力は、
刀剣での斬撃が稼ぎ得る最大級の破壊力にまでは到底およばない。
そのため、扱う者自身の人間的な大きさを抑制すらしかねない。
（M2やM82も刀ほど自由に取り回せる武器ではないし）
機械仕掛けや火力頼み故に、どれほど殺傷力が高くとも、
それを扱う者自身の物理的な求道の助けにはほとんどならない。
故に現代の軍事行動に職務として携わることも、必ずしも崇高たり得ない。
もちろん、世の中を平和に治めるための有意義さを帯びていれば崇高だが、
軍産複合体強大化の弊害などを考慮に入れれば、それも達成できているとは限らない。
着実な剣術修行並みに、軍事行為が求道的な価値を帯びればこそ、その目的も達成される。
機械の強大さや、建造物の壮大さに囚われれば囚われるほど 人間自身は小さく見えるし、心がけの悪さによっては本当に小さくなる。
人工物の大きさに惑わされることなく、人としての偉大さを養うためには、
近代文明を全否定まではせずとも、そこまで重大な価値を帯びたものだとは
思わないでいられる程度の守旧的精神がある程度は必要になる。
体の大きさなどは、たかが知れてる。
成人なら身長で1.5〜2m、体重で50kg〜100kg程度と、マクロな視点から見れば
ドングリの背比べ程度な範囲でしか、人間の体格を変えることなどはできない。
雄大であるべきなのは、なによりもその人間的な内面であり、
それに準拠して力なり、技なり、知恵なり、仁徳なりが伴うことである。
それこそが妻子に対しては、一家の大黒柱としての安定感に映りもするだろう。
昔の日本に、いわゆる「ヒステリー女」という生き物の居場所はなかった。 妻に離婚権はない一方、夫が妻に一方的に離婚を言い渡すのは合法だったし、
（妻の側にも「駆け込み寺」という実質的な離縁手段はあったが）
それで妻のほうが慰謝料をぶん取れたり、子供の親権を奪えたりする
有利さがあったわけでもない。離婚をすることが夫の側にとっての大きな
リスクとなることにかまけての、驕り高ぶりからのヒスババア化などは、
法的な制度上からも実質的に禁止されていた。
これは、結婚すればほとんど半数以上がヒステリー化してしまう
現代の女からすれば、恐怖でしかないだろう。自分がそんな時代に追いやられても
到底まともに生きて行けず、高橋お伝のように暴れ回った挙句に死刑宣告を受けて、
処刑場でもヒステリーを撒き散らしながら打ち首に処されるような末路しか想定できまい。
ただ、これは結婚した以上は夫の側が妻子への依存心を募らせるのが通例と
されている現代の常識に沿って考えてみるから、そうなってしまうのでもある。
結婚する以上は妻が夫への依存心を抱くもの、夫の男ならではの精神安定力を本位として
自分も生きて行くが故に、そもそもが心理的にもヒステリー化などする余地がない
というのが昔の女の常識であり、だからこそ女に不利な当時の法制下でも
特別な苦しみもなく家庭生活を営んで行くことができていた。
己がヒステリーこそを内面的な糧として、「強い女」を気取ったりする選択肢が
排除されるのが許せない女ともなれば、それすら受け入れられないかもしれないがな。
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