陰キャ＝正義の味方、リア充＝悪の権化という実態

逆のように思われるかも知れないが、
時代劇とか戦隊ヒーローとか仮面ライダーとかウルトラマンみたいな
娯楽作品に見られるようなごく通俗的な勧善懲悪意識に即しても、
実社会で「陰キャ(ラ)」とか呼ばれる部類の人間のほうが正義の味方に近く、
「リア充(リアル充実)」とか呼ばれてる人種のほうが悪の権化に近い。

片や人に迷惑をかけるような振る舞いを極力避けたがる一方、
片や人に迷惑をかけてでも自分が楽しんでいたがるといった風に、
根本的な倫理観の面でもこの法則が一致している。

自分自身の欲望を第一とするような自由主義の世の中では、
悪玉な人種のほうがむしろ人間のあるべき姿として持て囃され、
善玉の人種は落伍者なり精神的問題保持者なりとして扱われる顛倒が発生する。

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( ；´Д｀)

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