東京以外の都市圏で比較的上手く行ってるのは愛知と京都、大阪、神戸の阪神間で札幌、広島、福岡は
良くない傾向にある。
理由は、愛知というか名古屋圏は人流が少なく、なにかにつけ内部留保の街と言われる評判通り都市圏からの
転出が少ない。名古屋市自体は微減状態だが周辺の衛星都市のベッドタウン化が加速していて大名古屋圏としては
人口を維持している。
阪神間も然りで、京都と神戸が微減状態だが周辺の、例えばテレビでお馴染の泉房穂が市長を務めた明石市などが
典型で、くだんの明石市などを含めた大阪神都市圏としては維持している。
他方、札幌や福岡は前者は道内各地、後者は大分や佐賀など九州一円から吸い上げてしまっていて日本全国と
東京と同じ関係で九州なら九州の中での一極集中状態にある。
比較的上手く行ってる都市圏の特徴はなんだろう・と考えた時、やはり最大の要因は就労機会で愛知が好例
大阪神間は人口一人当たりの学生数が1位の京都に見るように大学などの教育施設と、やはり就労機会。
そう考えると先述のように工業生産額なら東京は18位なわけで東京よりも上位な地域が沢山あるわけで
強みを生かすという意味で殖産化するなどしつつ、くだんのエンタメやレジャーインフラなどの若者が
定着できる、そして消費経済が回るような拠点都市圏をつくるしかないのよね。
スマートシティ構想でも高齢者は現状維持を望むという趣旨で必ずしも協力的ではない。
だからこそ政策的に、政治的に、これは趣旨は違うがブラジルがブラジリアをニュージーランドがウェリントンを
インドがニューデリーを、直近で言えばミャンマーがネピドーを(2006年にヤンゴンから遷都した)のように
完全政策的に拠点都市(面積や交通拠点網などを考慮して道府県の2~3か所)を整備するしかないように思う。
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