人は恥辱で強くなる 心中における「背水の陣」
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あくまで、匹夫の股をくぐっただとか、
人前で糞を漏らしただとか、いい年して無職童貞だとかの、
罪のない恥辱に限って言えることではあるが。
人間、一時的にはある程度の恥辱を被ることで、
大した根拠もないような薄っぺらいプライドを保っておける可能性を
あえてかなぐり捨てておくことが、有利に働くということがある。
そこでも潰えることのない自尊心こそは、雨にも風にも
大地震にも戦争にも決して損なわれることのない、本物の自尊心となる。
また、虚栄心を満たすために見栄っ張りの砂上の楼閣を築き上げるような
真似も控えて、本物の自尊心こそが喜ぶ仁徳盛業のみを心がけるようにもなる。
いい年になるまで完全無傷の順風満帆でやって来たような
エリート官僚だとか政治家だとか大企業の経営陣だとかは、こういう経験がないから弱い。
本物の自尊心や仁徳意識に基づいて、絶対にやってはならないと見なされる過ちと、
そこまでいかない過ちの区別が付かないから、とにかく万事にかけて絶対に間違いを
犯さないでいようとするが、だからこそ間違う時には致命的な間違いでも無差別に犯し、
一度過てばもう二度と立ち直れない。鋼のごとき粘りを欠いた
ガラスの精密細工止まりな人種でいるわけである。
人前で糞を漏らしただとか、いい年して無職童貞だとかの、
罪のない恥辱に限って言えることではあるが。
人間、一時的にはある程度の恥辱を被ることで、
大した根拠もないような薄っぺらいプライドを保っておける可能性を
あえてかなぐり捨てておくことが、有利に働くということがある。
そこでも潰えることのない自尊心こそは、雨にも風にも
大地震にも戦争にも決して損なわれることのない、本物の自尊心となる。
また、虚栄心を満たすために見栄っ張りの砂上の楼閣を築き上げるような
真似も控えて、本物の自尊心こそが喜ぶ仁徳盛業のみを心がけるようにもなる。
いい年になるまで完全無傷の順風満帆でやって来たような
エリート官僚だとか政治家だとか大企業の経営陣だとかは、こういう経験がないから弱い。
本物の自尊心や仁徳意識に基づいて、絶対にやってはならないと見なされる過ちと、
そこまでいかない過ちの区別が付かないから、とにかく万事にかけて絶対に間違いを
犯さないでいようとするが、だからこそ間違う時には致命的な間違いでも無差別に犯し、
一度過てばもう二度と立ち直れない。鋼のごとき粘りを欠いた
ガラスの精密細工止まりな人種でいるわけである。
罪のない恥辱の線引きが事例3つだけ？ では女のAV出演は罪のない恥辱に入るのか？
無修正でなければ公然わいせつという実際の罪には問われないし、AV作品なんて星の数ほどある
特に素人もの止まりなら特定はほぼ困難、若気の至りで済むレベルだが
世の中が見栄っ張りに支配されると、どこもかしこもが 軽く叩いただけで粉砕してしまうようなガラス細工の見本市となってしまう。
一回壊れてしまえば、どんなに立派なキャリアの持ち主であろうとも
豊田真由子や丸山穂高のようなクソの役にも立たない残骸と化してしまう。
一人前の人間として生きて行くことの誇りを、あまりにも高邁すぎる所に求めてしまった結果。
かといって、一部の中国人や韓国人並みの恥知らずさで生きて行くのも、
日本人としての最低限の誇りが許さないというのが、よく言われること。
これまた、極端から極端への一つ覚え。
人として本当に守られるべき誇りというのは、そんなに高すぎる所にも低すぎる所にもない。
股夫だったり糞漏らしだったり高齢無職童貞だったりすることの恥辱と共には守られないが、
そんな恥辱経験の持ち主だろうとも許せないものを許さないことこそは、正真普遍の誇りである。
それ以上の誇りを乞い求めるのは見栄っ張りだし、
その程度の誇りまで捨て去ってしまうのは恥知らずである。
ガラス細工でも灰塵でもない、金剛不壊の精鍛鋼たるべし。
どこもかしこも、見栄っ張りのガラス細工展示会場と化しているのが、 今の日本社会が息苦しい最大かつ随一の原因である。
PCかスマホがあれば大体のことは足りる時代に、
まだまだ昔の価値観を持ち越して虚栄を張ろうとする。
そのためにはIT世代をかつえるほど経済的に追い詰めるのも、
核融合発電の実用化をいつまでも先送りにさせるのも厭わない。
一回、全員無職のうんこ製造機になってみろや。
それでもどうしても生活上、働かなければならない立場にある人間だけが働く。
それさえできれば今すぐにでも、日本社会も再興されることだろう。
それを阻んでるのがどこのどいつかわかるか？ あぁん？
おまえらのその、反道徳的かつ反民主主義的とかいう、 どこにも取りつく島のないヒステリー状態に即して
真っ当と認められるような人間こそ、厳密にはどこにもいない。
どこかに多少は瑕疵を帯びているものだし、
そこから社会的に引き摺り下ろすこともいつでも可能。
それは別に本人がダメ人間だからなのではなく、
あまりにも無理のある評価尺度をあてがわれたからに過ぎない。
そんな過ちまで容認してしまったのでは世の中も立ち行かなくなる、
というほど致命的な過誤ももちろん実在するが、おまえらが
許さない過誤のうちの３割にも満たないだろうし、しかも
おまえらが認知できていないような所にこそそれがあったりもする。
そういう、正誤の判断能力を著しく欠いた人間が跋扈することの害は、
時に恥知らずの無法者の害をも上回る。今の日本で暴力団に嫌な
思いをさせられている庶民などよりも、警察に嫌な思いを
させられている庶民のほうがむしろ多いように。
とにかく、些細な誤りでも絶対に許さないという頑なさに囚われてしまっている人間が、 いざ自分が過ちを犯してしまうと、堪え難い恥辱に見舞われて、結局
見るに明らかな間違いであっても絶対に認めない害悪人種などになってしまう。
「過ちては改むるに憚ることなかれ。過ちて改めざる、これを過ちという」
（論語・学而第一）
という、初めての過失ぐらいは大目に見るセーフティネット志向も、上記のような
頑なさ故の過ちの開き直りや積み重ねを防ぐために心がけられるべきことである。
そこで必要なのは、初めての過ちぐらいは素直に認めて反省する虚心坦懐さ。
すでに自分がかなりの高齢や、社会的に高い身分であるのだろうとも、そこは変わりなく。
三方ヶ原で糞を漏らした家康公も、死ぬ間際まで部下に敬語で接していたというし、
あらかじめ、致命的でない範囲の恥辱経験を積んでおくことが、そのための糧ともなる。
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