思うに、今では傾国の先導者と化してしまっている団塊世代やバブル世代も、
人に使われる側の人間としては、それなりに有用だったんだろうな、と。
「有能」ではなく「有用」。
世代を挙げて学力が低かったり、甘やかされ過ぎてたりで本質的に無能ではあっても、
夢も希望もある時代に生まれ育ったものだからバイタリティだけは高くて、
上から指示されたこともただこなす以上に威勢よくこなす、
「都合のいい駒」としての扱いやすさは確かに秀でていたのだろうな、と。
夢も希望もない時代に生まれ育った氷河期世代はその逆で、
やる気がない上に、ゆとり世代などよりもなまじ頭がいいものだから、
使われることにかけては最低劣の部類でしかなくなっている。
今や、バブルや団塊こそは使う側の筆頭、氷河期やゆとりは使われる側で、
不適材不適所の極みに達してしまっているが故に、日本社会も停滞を極めてしまっている。
ここを、超法規的に「使う側」と「使われる側」をひっくり返すなんらかの方法で
打開できれば、暇にことかけてCIAやNSAを凌駕するような諜報能力を蓄えている
氷河期世代も多いことだし、日本社会の好転も間違いなく見込めるんだろうけどねえ。
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