高信頼社会・安心社会


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001 2018/12/11(火) 01:01:15 ID:PmXRVJM.dw
 フランシス フクヤマは著書Trust: The Social Virtues and The Creation of Prosperity(邦題「信なくば立たず」)のなかで、
世界には高信頼社会と低信頼社会があるとし、アメリカ、日本、ドイツは前者に、中国、ロシア、フランス、東欧、イタリア南部などは後者に当てはまるとする。
高信頼社会(国家)では、国と家族の中間に大規模な企業、活動的なコミュニティ、私立総合大学といった直接国の影響が及ばない自立性の高い中間組織が存在し、
その中では各個人、集団間の信頼が自発的に生まれ、社会の健全性を保っている。
 一方、低信頼社会ではそうした中間層がないため、国家権力が強すぎて人々の自主性を制限したり、
逆に家族主義が強まりすぎてマフィアのような血縁を核にする非合法組織が暗躍し出したりするとする。
彼の力点は当然高信頼社会の普及と存続におかれるが、その後の著書の中で彼は避けられない流れとして高信頼社会の崩壊を示唆している。
http://hanakuro.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_0624.htm...

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002 2018/12/11(火) 01:23:43 ID:jqG/X7k2JM
[YouTubeで再生]
さも難しそうな事を書いてるような気がするが
要は 気もちよく昼寝してるのにそれを邪魔する奴が出てくるって事
猫をよく見ていればそんな事はすぐにわかる

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003 2018/12/16(日) 07:32:37 ID:uMRfv.4sEw
「安心社会」から「信頼社会」へ
https://www.huffingtonpost.jp/kazuo-yamaguchi/society-safety...
「安心社会」というのは、取引について長期的に利害関係を共有する社会関係に基礎を置くことで 囚人のジレンマ問題を解決し
その結果人に騙されることの少ない社会のことをいう。セーフティーネットの発達した安心な社会のことではない。
 長期的な関係の中では、他人に損害を及ぼしても短期的な利益を追求する者がいれば容易にそれが判明するので、彼らがそのような行動をとれば「村八分」を受けるという慣行
を作ることで、囚人のジレンマの発生を抑制することができ、その意味で安心できる社会となるのである。
こういった「安心社会」の特徴は日本国内の組織だけでなく日本社会全体にも当てはまる。

だが歴史的には「安心社会」は存続が難しく、後述する「信頼社会」が支配的になった。それは「安心社会」には上記のベネフィットだけでなく、大きなコストが生じるからである。
 また「信頼社会」は「安心社会」とほとんど真逆の特質を持つ。それは「信頼社会」は取引費用を増やしても、機会費用を最小化することに目的を置く社会だからである。
そして、「安心社会」が「長期的関係」「内部市場化」「均質化」を伴うのに対し、
「信頼社会」は「短期的取引関係での信頼関係の確立」「外部市場化」「異質性の肯定的評価と活用」を特徴とする。

「信頼社会」の社会的知性を獲得した者が平均的には多い米国では、日本に比べ「他人」に対し情報がない場合での信頼性が遥かに高い。
つまり他人を「まず信じてみて誤っていたら訂正する」という姿勢がアメリカ人に多く、他人を「まず疑ってかかる」姿勢が日本人に多い。
 「信頼社会」とは短期的関係の「他人」でも、その信頼性を見極める知性を持つので、他人と信頼関係を積極的に結ぶことのできる者が多い社会である。
このような信頼社会では、囚人のジレンマ状況で非協力的な人間は取引相手を次第に失い、進化ゲームの理論では最終的には淘汰されると考えられている。

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