初心者がガンダムを見る為のアドバイスをくれ
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022 2026/04/19(日) 10:32:14 ID:vLCQ8pmCas
漫画映画が「兵器」に化けた日 ――玩具の呪縛と作家の密輸戦
1. 焼け野原と「オマケ」の時代
戦後、焼け野原から立ち上がった日本の子供向け番組は、食品メーカーの支配下にあった。『鉄腕アトム』や『鉄人28号』の時代、主役はあくまでグリコや明治の「お菓子」やシールであり、玩具はその付録(オマケ)に過ぎなかった。ヒーローは力道山やウルトラマンのように唯一無二の「個」であり、敵は使い捨ての怪獣。それが昭和の、牧歌的な「漫画映画」の風景だった。
2. 三種の神器と「天皇」の統治
高度成長期を経て、家庭に三種の神器が行き渡ると、親の財布の紐は子供の趣味へと緩み始める。1973年の変動相場制への移行期と重なるように、玩具業界にポピーが登場する。仮面ライダーやマジンガーといった変身ベルトや超合金という高額玩具の成功により、番組は「おもちゃを売るためのカタログ」へと変貌した。(村上克司天皇~バイク戦艦参照)
3. 封印された戦記と隠喩としての「ヤマト」
一方で、当時の教育現場は自虐史観に支配され、実録の戦記物は「戦争賛美」として徹底的に叩かた。(アニメンタリー 決断の最終回参照)。その抑圧の中でSFという隠喩を使って「本物の戦記」を密輸したのが『宇宙戦艦ヤマト』だった。
4. ホワイトベースの歪みと「ガンボーイ」の化かしあい
富野由幸が当初描いたのは、宇宙戦艦に乗った『フリーダム・ファイター』だった(ヤマト+ガッチャマン的な)。時はコンV以降変形合体玩具が完成しロボアニメは飽和していたが、守株待兎スポンサーの「人型ロボットを出せ」という要求で企画は『宇宙戦闘団ガンボーイ』へと姿を変える。ガンダムという「人型」合体ロボやホワイトベースという木馬型戦艦と量産型ザクが同居するちぐはぐな構成はこの軌道修正の中で生まれた。スパロボ的「個」の陰で、敵役は量産型やモビルアーマーといったものをスポンサーにバレないように仕込んだのが、リアルロボの萌芽1stガンダムである。
5. 「ゆでガエル」と、見るべき一作
この死闘が生んだ「ガンプラ」の熱狂は、ダグラムやザブングル、ダンバインやバイファム、エルガイムやボトムズ、ゴーグやガリアン、レイズナーやガラットといった多様なロボアニメを産み落とした。しかし数多あったロボットアニメの血統はバンダイナムコという巨大資本の中で「ガンダム」という看板に集約され、30作品を超えるシリーズへと膨張していった。
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