南京大虐殺に関しては、未だに大出鱈目の議論が横行しているようだが。最近では虐殺は存在しなかった
という新説（珍説）も、一部の愛国者（？）の間で信じられているようで、恐れ入った次第。
いわゆる「南京大虐殺」とは、中国の首都南京（当時）を占領した日本軍が南京市民を無差別に大量虐殺
し、その数は最大の見積もりで30万人にも及んだというものだが。もとよりこのお話は、捏造。なぜなら、
30万人という数字は当時の南京の人口を上回っている。ただし、南京に於いて日本軍の戦争犯罪が行われ
たのは事実。まずは、一部の不逞軍人による婦女暴行。目に余るものがあったので、度々綱紀粛正の通達
が出された。もう一つの戦争犯罪は、中国人ゲリラおよびスパイ容疑者の殺害。その数は数千人とも数万
人とも言われているが、今となっては正確な数は分からない。ちなみにゲリラやスパイを処刑すること自
体は、当時にあっては特に問題のある行為ではなかったが、裁判を経ることなしに一律に容疑者を処刑し
たことが問題。とは言うものの、別に日本軍の戦争犯罪や野蛮行為を擁護するつもりは毛頭ないが、アメ
リカを初めとする連合国軍や同盟国であるドイツが犯した戦争犯罪に比べれば、まるでスケールが違う。
ちなみに、
①当時の中国人兵士は、しばしば民間人の振りをして、日本軍の追及を逃れようとした。そのことが、民
間人が兵士と誤って殺害される原因を作った。
②のみならず、中国人兵士が民間の中国人を殺害して物品を奪う事も普通に行われた。されに、それを日
本軍の仕業に装う事もした。
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