二十代はサラリーマンで社畜、会社の奴隷で、私は労働力を会社に売り、会社は私の労働力を買い、会社は私にお金を支払ってくれた。
毎朝、眠い体に鞭打って出勤し、夜遅くまで残業までし、休みは日曜日だけ。
一週間、ほとんど、会社のために時間を使って自分の自由に使える時間は平日の帰宅後1,2時間と休日の日曜日だけ。(日曜日は一週間の疲れを癒すため回復に使うはめに)
サラリーマンに自由などなかった。不自由だった。昔のアフリカの奴隷と一緒だ。
俺は何のために働いているんだ。自分のために働いているのか?、会社のために働いているのか?わからなくなった
一念発起し、独立し起業し、軌道に乗った。雇われる側から雇う側に回った。
自分の仕事といえば、従業員に作業指示を出すくらいで、指示を出した後はぶっちゃけ暇だ。
自分が動かなくても従業員が指示通り働いてくれる。
社長室に座ってぼけーーーとしていても毎月の売り上げは上がってくるし、収入もサラリーマン時代の20倍になった。
体感的には、働いていないのに、どんどんお金が舞い込んでくる感じ。(実際は指示を出すという仕事や労務管理など経営者としては働いているんだが)
平日の昼間からゴルフ行ったり、今日は体がだるいから出勤せず家でゴロコロしたり、昼間から高級焼肉ランチを食べにフェラーリでドライブがてら県外まで行ったり。
まさに金銭的にも時間的にも自由になった。思うがまま。お金で何人も愛人をかかえた。
これ以上の幸せはない。はずだった。
だが、なぜか心は幸せを感じない。自由になったはずなのに。
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