・話し方が回りくどい、曖昧が苦手、細かいところにこだわる
アスペルガー症候群の子どもは話し方がとても回りくどいことがあります。
「今日はどうやってここに来ましたか?」の質問に対して「朝8時3分に家を出ました。
それから市営バスの10番に、バス停から乗りました。ちなみにそのバスは低床型の青いバスでした。
10番のバスを__駅前でおりて、そこから__線の準急に乗りました。
×駅で急行に乗り換えて__駅の3番線の後方のホームでおりて云々」といった具合です。
どれが大事な情報でどれが枝葉末節かうまく選べないのが一つの理由と思われます。
あまりくどくど言われると、言われる方はからかわれているのかと思いがちですが、そうではなく本人は一生懸命なのです。
曖昧な聞き方をされると意味がつかめないようです。久しぶりにあったので「最近どう?」と何気なく聞くと「どうって、何のことですか?元気かという意味ですか?勉強のことですか?
友人関係のことですか、それとも家族との関係を聞いているのですか?」などと細かく聞き返されることがあります。
その場で何が話題になっているか、言外の意味を汲み取ることが苦手なのでどうとでもとれる曖昧な質問には答えることが難しいのです。
問いかけはなるべく具体的にする必要があります。
この辺なんか地蔵そのものですな。
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