アイテムやマテリアルで勝敗が決まる世界になっていて
少なくともオリンピック憲章とは程遠いのが現実
カーボンファイバーをはじめ、最新のマテリアルを駆使し
膨大な開発費と製作費をつぎ込んだ車いすやチェアスキー
地面に突き刺さらないように外股で走らなくてもよい義足
その他にも枚挙に暇がないアイテムやマテリアル
後進国と先進国のみならず、同じ日本国内でも強大なスポンサー
を背後に潤沢な資金を得た選手と、そうでない選手…
掘り下げていけば健常者の世界でも食事から低酸素を利用した
トレーニングまで競技者の置かれた環境には境遇の違いはある
しかし「からだひとつ」で競い合う余地がある
1台、数千万というようなアイテムを調達できる一部の選手と
最低限のアイテムさえ調達が容易ではない選手
これをオリンピック憲章と紐づけること自体に大いに無理がある
奇しくも自動車メーカーのホンダがレース用の車いすを作ってるが
数万円程度の普通の中古車を、やっとこ調達して競技を行おうと
する人の中にF1のレーシングカーを持ち込むような状態になっている
純粋に見ていて面白いか?障害者が?などという前に
これらの現況を考えると、見る事に留まらず存在の意義すら疑問
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