>>10-11 俺もね、若い頃はそう思ってた
大学生の頃、週に3日くらいしか家に帰らなくて女の下宿アパートで暮らしてた。
4年間を通して二股は常時、時には三股でね。
女の気配も感じていたんだろうが若い頃は友達の下宿で雑魚寝するくらいの方が良い
という考えの両親だったから色々と手土産も持たせてくれたし制約もなかったし。
大学出たら出たで3年目には福岡、次に仙台と転勤したので行先で福岡は美容師
仙台は幼稚園の教師の同じく下宿アパートに週に3日は転がり込む生活。
下の世話はもちろん、本当に殆ど不自由のない生活で結婚なんて眼中になかったよ。
ところがね
同期の連中が結婚しはじめ、中高の同級生も
そして子供が生まれ、幼稚園選びや一貫校への進学などを吟味しはじめる。
それと共に、家庭という城が形成されていく過程を見ていると、なに不自由ないのだけど
相手が入れ替わり立ち代わりの生活ではなくて、固定メンツで子供も加えた城を
作らないと、この先の自分の居場所がなくなりそうな気がしてきた。
考えてみれば、大学時代は地方出身者とばかり関係していたから、やがて佐世保や
高松や松本や浜松やとホームに帰って行ったし、社会人になってからは福岡と仙台で
俺自体が、根無し草のような風来坊状態。とても城などを築くとは程遠い生活。
実家に帰って来て改めて周りを見渡すと場所柄(あざみ野)新婚夫婦が多い。
この先の居場所、というか帰属先を持っている方々を見るにつけ、やはり結婚しよう
と思ったよ。
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