選挙(多数決)で世の中は絶対に良くならない

これには、二段構えで絶対に不可能な理由がある。

まず第一に、この世の中は女・子供・年寄り・病人といった弱者が絶対安定多数であり、
気力・体力・能力ともに世の中で最上級にあたる健康な大人の男は絶対的に少数派である。
だから、大人の男による最善の政治というものが、多数決で直接実現されることは永遠にない。
(これは今までにも同様の意見を述べてきたことである)

そして第二に、この世の中には最上級の力量を帯びた大人の男でなければ解決はおろか、
直視することもできないほどに陰惨で凄絶な問題というものが山積している。
そのような問題に女子や小人のような心の弱い人間が触れると、
必ず恐れをなして心乱し、話や簡単なグラフとして見聞きするだけでも卒倒してしまう。
そのため、大人の男が最善の業務を果たして行くことを助けることはおろか、
話として聞いた上で支持することすらできない。だから、少数派である大丈夫の内の誰かが、
女子や小人のような世の中の多数派の支持を受けて代理的に政治を執り行うことも叶わない。

世の中の多数派が常に、辛い現実を直視することもできない子羊の群れなのだから、
そんな連中が支持して選挙で当選する者もまた、現実の見えないボンクラでしかあり得ない。
だから、世の中が選挙で良くなるようなことも決してない。これもまた直視し難い現実であろう。

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