>消費者が正規小売ルートではなく、ネットの転売屋から買う事で得られる上乗せ価格に見合ったメリットって何だよ?
それは実際に高値で買っていく消費者に聞いて。実際高値で買っていく人が居るって事は何かしら理由(高値の付加価値を感じた)があるはずだよね。
転売を嫌う人はそのものの金銭的な価値しか見えていない可能性があります。
要するに「400円で買えるはずのミニカーが1,000円で売られている」ということばかりに目が行ってしまっているということ。
400円のミニカーを買うために、前日の夜から10時間以上並ぶ人がいます。
この人が普段時給2,000円程度の仕事をしている人なら、それだけで20,000円分の時間を費やしているわけですね。
その商品が本当に欲しいけれど、前日から並ぶのは嫌だという人にしてみたら、20,000円分の労力が600円の上乗せだけで買えるのであれば、それは商品に付加価値が乗っていると考えられるでしょう。
また、ショップまでわざわざ出向くのが嫌だという人であれば、ネットショップやテレビショッピングなどのように自宅から発注できる商品というのも600円以上の価値があってもおかしくないはずです。
同様に、自宅近辺に販売所がない人であれば、遠方まで買いに行かなければならず、交通費や送料を考慮すれば600円の上乗せなんて安いものです。
「転売ヤー死ね」という人の中には「本当に欲しい人に行き渡らない」ということを嘆いている人がいます。
でも、コレクターの中には転売するつもりはなくとも大量に購入する人というのがいます。
一人の人が、数少ないアイテムを大量に購入すれば、本当に欲しい人には行き渡りません。
結局は大量に購入した人が、転売することによって「お金を稼いでいる」ということが気に入らないのではないでしょうか。
日本人は「お金を稼ぐ」ということを卑しい行為とする風潮があるので、それが明瞭である「転売」が目の敵にされているのだと思います。
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